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リフォーム

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 ひとくちにリフォームといっても、内装や設備機器を替えるだけの比較的簡単なものから、間取り変更や増築を伴う大掛かりなものまで様々。


リフォームのプロセスとチェックポイント
☆リフォームの目的・要望を固める
@現状の不満点・問題点、家族の要望をリストアップし、リフォームしたい部分を明確にする。
A将来の家族構成の変化を考慮に入れる。
Bおおよその予算を設定する。
C雑誌やショールームを見て、内装材や設備機器の予備知識を入れておく。
D現状の図面を用意する。

☆リフォームの依頼先を検討する。
 リフォームの依頼先…リフォーム会社をはじめ、設計会社、工務店、デパートや家具店、さらに設備機器や建材メーカーのショールームなどでも相談カウンターを設けている所がある。
@これらの中から依頼先を決めて、リフォームの希望や予算を伝えラフプランを依頼する。このとき、何社かに依頼し相見積もりを取り、プランや概算見積もりを比較する方法もある。ラフプランの内容を総合的に判断して、依頼先を決める。
A概算見積もりで具体的なイメージをつかみ、次の実施設計までに導入する設備機器や内装材などを決め、家具や照明の位置まで考えておく。また何にどれだけかかるか目安を知り、ローンを利用するなど資金計画を具体化させ、工事内容によっては仮住まいの検討も始める。

☆実施設計打合わせ
 図面のチェックポイント
@自分の要望がすべてプランに反映されているか。
A家具の納まりや扉の開き勝手。
B給排水など配管の位置と使い勝手。
Cスイッチ、コンセント、照明、電話、インターホンなど配線の位置と数。
 見積もりのチェックポイント
@「1式」と表現された内容は全て確認する。
A要望した工事が全て入っているか各部屋ごとに図面と照合する。
B項目ごとの工事内容と材料の金額をチェックする。
C別途工事の内容を確認する。
D予算との兼合いで金額を調整する。

☆工事契約
 契約書のチェックポイント
@工期と引渡し時期
A工事金額と支払条件
Bアフターメンテナンスの保証
Cトラブル発生時の対応

☆工事打合せ
@現場の工事責任者を確認。工事中は週1度、現場で打合わせを持つと間違いがない。
A工程表を受取り、着工から竣工までの工事の流れと日程を知っておく。

☆近隣へ工事の挨拶をする
 工事が始まると、工程ごとに色々な職種の職人が出入りし、騒音など迷惑をかけるため、着工1週間前に手土産を持ち、工事の概略と時期を説明しておく。挨拶先は一戸建ての場合向こう3軒両隣、マンションは両隣と上下階、階下の両隣の計6軒。

☆中間チェック
@木工事の段階で設計者を交えて図面どおりに工事が進んでいるかチェックする。壁や床の中を通す電気配線や、給排水の配管位置などを確認しておく。
A変更や追加は、この段階までに工事責任者を通して伝えるが、工期や費用に響くため極力避けたい。。
B契約以外に生じた工事の内容と費用は、その場で文書にしておく。

☆最終チェック
@竣工時に図面どおりに仕上がっているか工事責任者と点検する。
A手直し工事、残工事の内容と時期を確認して書類に明示してもらう。
B全ての工事が終了した時点で、別途工事、追加・変更工事など契約以外の工事費を確認する。

☆引渡時のチェックポイント
@内・外部ドアの鍵、設備機器の保証書、取扱説明書1式を受取る。
Aアフターメンテナンスについて連絡先を確認しておく。



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