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資金計画

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 自己資金だけでリフォーム費用がまかなえない場合は融資を検討しなければならない。金額の大きな工事の場合、返済期間が長い公庫融資を中心に考える。逆に借入金が少ない場合には返済期間が短く金利も安い銀行ローンを選んで利用する方法もある。いずれにしても契約時には施工会社に工事費の一部を支払う必要が有るので手持資金は用意しておきたい。

☆リフォームローン
@住宅金融公庫のリフォームローン
特徴…リフォーム内容によりローンが選べる
 一般リフォームローン:増築・改築工事(建替え、一部増築)、修繕・模様替え等の工事(外構、植栽、造園も含む)。
 クイックリフォームローン:高性能な住宅部品9品目を使った水回りの工事。(システムキッチン、浴槽、浴室ユニット、給湯機ユニット、暖房システム、太陽光利用給湯システム、洗面化粧ユニット、便器、小規模合併処理浄化槽)
 トータルインテリア融資:造作家具や敷詰めカーペット、天井、壁、床に固定する家具、什器などが対象。
借入条件…毎月返済額の5倍以上の月収がある。70才未満(親子リレー返済を除く)。リフォーム後の床面積が一戸建てで50m2、マンションで40m2以上。
限度額…工事費の80%。200万より上は担保必要。
金利…固定。
返済方法…最長20年。ボーナス併用やゆとり返済もあり。
申込み…建築確認申請が必要な場合は同じ県内、不要の場合は同じ市町村にある住宅金融公庫業務取扱店の表示のある金融機関。
注意点…一戸建てでは施工後の完了審査を受けないと資金は下りない。

A年金住宅融資の住宅改良ローン
借入条件…厚生年金または国民年金に3年以上加入していること。リフォーム後の床面積が一戸建てで50m2、マンションで40m2以上。
限度額…工事費の80%。(加入期間が10年で差がある。)担保必要。
返済方法…最長15年。
申込み…厚生年金:勤務先に事業主転貸制度が有れば利用。無ければ公庫との併せ融資か、協会転貸を利用。国民年金:公庫との併せ融資のみで、年5回の抽選による。

B財形住宅融資のリフォームローン
借入条件…財形貯蓄を1年以上続け、その貯蓄残高が50万円以上ある人が対象。一戸建てでリフォーム後の床面積が40m2以上。
限度額…他の公的融資と合わせて工事費の80%、財形貯蓄残高の10倍以内。200万より上は担保必要。
金利…変動。
申込み…積立てている金融機関。

C銀行の住宅ローン
特徴…公的融資に対し融資条件や手続きの煩雑さも無い。担保を設定すれば資金が下りるのも早い。詳細は各金融機関窓口まで。


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