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☆明かりの高さ、素材の見え方がポイント
洋室よりも低い視線を意識して、座った時の目の高さに明るさがあるよう、スタンド類の大きさや高さに気を付けて。和室には家具を置かないためインテリアとして存在感のあるあんどん風のスタンドはお年寄りの手元の明かりとしても重宝。
和室の全体照明は電球色の蛍光灯が和紙を透かした太陽光に似ているためおすすめ。布団の上げ下ろしが頻繁ならば天井灯はペンダントより直付けタイプが邪魔にならない。
蛍光灯は畳や襖を白く新しく見せ、白熱灯は木質を華やかに見せる効果がある。和の素材は光を吸収し易いことを考慮に入れて、客間として使う時はやや暗めに、居間として使う時は明るめになどメリハリを付けて明るさの調整を。
床の間をスポットを当ててフォーカルポイントにし引き締まった雰囲気に。普段の和室によそ行き感を出す効果も。