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食器

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 伝統的な陶器の皿は普遍的なクォリティーを持ち、あなたの家にも旅行の際に一つや二つ買ってきた物がテーブルにうまく並べられているだろう。原材料の構成は地域により微妙に違うかもしれないが、世界中では形は古典的な作品の流線形を踏襲している。奇麗な曲線のボウル、縁の上がった皿、優美な水差や楕円形の大皿等がそうである。
 茶色の半分上薬をかけた土器はフランスのグラタン皿やモロッコのtagineのように調理器具として用いられる。取り皿やボウルはしばしば手書で装飾される。しばしばそれは上薬が塗られたり散されたりし地域伝統の主題や柄が用いられる。色は土質により赤茶、芥子色、黄色、クリーム色や明るい緑や青まで様々であり、地域によって違った方法で扱われる。BrittanyのQuimperware等はクリーム色の下地にカラフルな手塗の古風なデザインがされている。明るい色や原野の主題はメキシコの陶器類に特徴的である。コロンビアの陶器類は上薬がかけられ二度焼がされ、その結果木のような濃いこげ茶色の物に仕上っている。

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