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家具

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 テーブルや他の家具の形や様式は部屋の見栄えに影響する。曲木の椅子に白木の樫のテーブルは、Winsor調の椅子に長い磨き上げられた松のテーブル、または長椅子とイグサの席が付いた不似合いな椅子と中世風の樫のテーブルよりはフォーマルになるだろう。
 丸いテーブルはダイニングに最適だと評判がある。それはそれらはより民主的であり対面した人と会話しやすいからである。しかし事実カントリーのダイニングテーブルの普通の形は長方形であり、それは製作しやすく場所を取らない最もシンプルな種類である。そして確かに長いテーブルに座ることは儀式的であれ楽しい何かがあり、会話の一部をまだ聞き取ろうと努力しているテーブル端の不意の来客に注意を払ったり、料理を回したり、ワインを誰かから手渡してもらったりするのである。スペースが限られるなら天板が折れ曲がり何かの時には伸ばせるタイプを選べば良い。
 椅子は見た目同様座り心地で選ばなければならない。シンプルなイグサの席が付いた木の椅子、絨毯地の席が付いた曲木の椅子、竹の椅子、青白チェックの席が付いたハイバックのスウェーデンの椅子や金飾を施されたSheratonの椅子、これら全てはカントリー風のダイニングルームにしっくりくる。様式は混ざっていても良いが、例えば材質、形、色や大きさなどの視覚的な共通テーマを持っていなければならない。また硬い椅子は薄いクッションを背もたれに縛って和らげられる。
 他の椅子は本来戸外で使うように作られた家具も含まれる。例えば鋳鉄の立食用椅子、Lloyd Loomの快適な椅子、クリーム色のクッションが付いた線の優雅な黒鉄の椅子、そして折り畳み式の木や鉄の椅子と使わない時は畳んでテーブル下にしまえるベンチ、装飾された木の長椅子、そして絨毯地の付いた宴会用椅子である。
 サイドボードは伝統的だが便利なダイニングルーム用家具である。刃物類やナプキン、ガラス類や陶器がその食器棚や引き出しにしまわれ、調味料、果物、チーズとワインが上に置かれる。食物や皿は細い立食用テーブルや一対の楕円テーブルの上に置かれ、食器棚やオープン棚は奇麗な磁器やガラス類を飾る。スペースが限られたり他の用途にも使われる場合は、ビルトインタイプのキャビネットが収容能力があり、壷や磁器のコレクションを飾るのにガラス扉で部屋のコーナーやドアの上に取り付けられる。

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