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食品貯蔵

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 古風なカントリーキッチンは中に入れる食料品庫が備えられていた。それらの多くは食料を冷たく保存するために石の床と壁で出来ていた。理想的には家の冷たい側に立地して、食料品庫は換気できるルーバー状のドアがあれば良い。穴の開いたブリキのパネル、木の格子造りや羽根板の棚は伝統的な代用品である。食器は別の食料品庫で保管され、そこにある伝統的な大理石のカウンターで粉が練られる。
もし近代的な家やアパートで外壁に換気の良い小食料品庫が可能ならばたいへん良いことである。瓶詰めされた果物や野菜や自家製のジャムやチャツネの広口瓶が棚に積み重ねられ、ドライハーブが山になった天井の置棚から保存用のハムや魚が吊り下げられ、食料庫は全ての収穫物を貯蔵する。
 小さな台所でも磁器やコップの隣りに、奇麗な広口瓶や壷をオーフ゜ン棚やガラス扉の壁吊棚や食器棚に飾ることができる。砂糖、米、パスタや豆類の乾物をオーフ゜ン棚に飾る時は、色々なタイプや大きさの保存瓶も用いられる。
 ハーブやスパイス等のいつも使う材料はすぐ手の届く所に置く。壁に吊るされた伝統的な木箱か壷に入った塩。古風な置棚や見栄えの良いガラス瓶に入ったハーブやスパイス。ハーブの効果を保存するのに暗い色の物が好まれる。魅力的なコルク瓶に入ったオリーブオイル。伝統的な台所風にしたければ、ドライフラワーや花の山は垂木から吊るされ、ハーブはすぐに使えるよう花輪にされ壁に掛けられる。

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