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外壁材

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 外壁の仕上げ材変更には軽量のため既存の壁の上に被せて容易に施工できる金属サイディングが良く用いられる。窯業系サイディングやタイル張りなど重量のある材料にするには下地から施工し直すことになる。

☆外壁材の種類と特徴
・外壁材
 モルタル…従来より一般的な工法。セメントと砂を混ぜ水で練ったモルタルを塗って吹付材で仕上げる。不燃材、丁張材と複合させて用いる。
 サイディング…工場で生産されるボード(サイディング)を張上げていく方法。工期が短くて済み熟練した左官職人の手をさほど必要としないので今の主流となりつつある。木質系はナチュラルで潤いのある表情を出せるのが魅力だが、防火制限を受け使用できない地域がある。そこで市街地では特に防火・耐火面で優れるセメントや珪酸カルシウムなどの無機質材料を主体とする窯業系、軽量で施工しやすい鉄板やアルミ板に断熱材を裏打ちした金属系のサイディングが用いられる。丁張材と複合させて用いる。
 タイル・人造石など…特殊な溝の付いたアルミ板を下地に引っかけて固定するタイル。不燃材、丁張材と複合させて用いる。
 鉄筋コンクリート…耐火・耐久・断熱性が良い。構造体を兼ねる。
 軽量気泡コンクリート…蒸気養生する。耐火・耐久・断熱性が良い。構造体を兼ねる。
 ALC…不燃材、構造体を兼ねる。
・仕上げ
 仕上塗材
  薄付仕上塗材(アクリル、弾性リシン)
  厚付仕上塗材(スタッコ)
  複層仕上塗材(吹付けタイル)
 塗装
  工場塗装
  現場塗装


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