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ユニットバスは、床・浴槽、壁、天井、窓・ドア、設備機器なでの部品を工場で一体成型し、現場では組立てて据え付けるだけ。工期が短く、防水面での安全性が高く、2階に浴室を設ける場合に最適。
サイズは主に0.75、1、1.25坪があり、1坪タイプの100万円前後の製品が売れ筋。☆ユニットバスのパーツ
従来のユニットバスはビジネスホテルの浴室のように機能一点張りで味気ない印象が拭えなかった。しかし昨今の製品は壁材から浴槽、水栓、収納など各パーツが充実し、豊富なバリエーションの中から選択でき、インテリア的にも満足のいくものとなっている。浴槽…従来は軽量なためユニット全体を軽く作れ、熱や錆の心配が無いためFRPが中心だった。最近では耐久性・保温性に優れ、FRPよりも重厚で、透明感と高級感がある人造大理石が増加。1坪100万円前後のユニットバスに人造大理石を標準仕様としたものもあり、買い得感が高い。また、ジェット噴流バスや24時間バスにも対応できる機種もある。
壁材…以前は単色の鋼板一辺倒だったが、最近では石目調、岩肌調などが増えてきた。またタイル仕上げが可能な商品もあり、一辺が10cm角の単色の物が標準。グレードの高い製品では20cm角、20*25cm角の大型タイルも用意されている。
水栓、シャワー…水栓は浴槽と洗い場側にあるのが標準で、エコノミータイプは2つを兼用するものに。浴槽側は2ハンドル式の湯水混合栓。設定した量で自動的に止水できる定量止水タイプもある。洗い場側はサーモスタット付シャワー水栓が一般的。
窓、ドア…窓は標準で引き違い窓、ルーバー窓。明るさか空間の広がりがある出窓にも変更可能だが高価。ドアは折り戸が一般的。出入り口の異なるユニットが数種類用意されている。
収納…小物類の整理に収納は不可欠。収納棚と鏡、または照明とセットになったものが選べる。