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浴槽

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☆浴槽の形状と深さ
 和風…深さ58から60cm。
 和洋折衷…深さ55cm。現在の主流。適度な深さがあり、背もたれに若干傾斜が付いているので、肩まで入りながら足を伸ばせ、楽な姿勢で寛げる。幅は110から160cmまで各サイズが揃う。
 洋式…深さ45cm。

☆取り付け方
 据え置き型…浴槽をそのまま据え置く。
 埋め込み型…ポピュラーなタイプ。床を掘り下げて施工し、床面から浴槽の縁までの立ち上がり部分をタイルや石を張って仕上げる。立ち上がりの高さは35から40cm程度がまたぎやすい。

☆素材の種類と特徴
 従来からある鋳物ホウロウ、FRP、木、ステンレスの他、最近では質感や性能面で優れる人造大理石の人気が高い。幅120cmの製品では10万円前後から手に入る。

 人造大理石
1.保温性…浴室素材の中で最も良い。
2.耐熱性、耐薬品性、耐衝撃性…耐薬品性、耐衝撃性は良好。空焚きしない限り熱にも強い。
3.肌触り…柔らかく温かみがある。
4.清掃性…汚れは落ちやすい。中性洗剤とスポンジで洗う。
5.耐久性…空焚きしない限り半永久的。錆が発生することはない。

 FRP(ガラス強化プラスチック)
1.保温性…良好。
2.耐熱性、耐薬品性、耐衝撃性…耐薬品性、耐衝撃性は良好。空焚きしない限り熱にも強い。
3.肌触り…表面は平滑で肌触りは良い。
4.清掃性…汚れは付きやすいが簡単に落ちる。中性洗剤とスポンジで洗う。
5.耐久性…空焚きしない限り半永久的。錆が発生することはない。

 鋳物ホウロウ
1.保温性…沸き上がりは遅いが保温材でカバーされていれば保温性は悪くない。
       ※保温材…断熱性に優れる発泡スチロールやウレタン材。
2.耐熱性、耐薬品性、耐衝撃性…良好。
3.肌触り…ホウロウ質の厚みが独特の質感を生む。
4.清掃性…汚れは落ちやすい。中性洗剤か普通の石鹸で良い。
5.耐久性…ホウロウ質が欠けると錆が発生するが、補修をすれば進行を防ぐことが出来る。

 木
1.保温性…良好。
2.耐熱性、耐薬品性、耐衝撃性…耐熱性、耐衝撃性は良好だが、漂白剤や塩素系の洗剤には弱い。
3.肌触り…木質独特の柔らかさと温かみがある。
4.清掃性…汚れは付きやすい。手入れ方法は各メーカーに確認を。
5.耐久性…水気や湿気がこもったままだと腐りやすい。

☆機能
 ジェット噴流バス…吹き出す気泡で全身がマッサージされ、血行が良くなり疲れが取れやすい。
 24時間風呂…浴槽の湯を常時循環させ、浄化、ろ過、殺菌、保温を行う。掃除の手間が省けいつでも入浴できる。


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